セミナー概要
[日 程]2018年9月4日(火)-5日(水) 1泊2日
[場 所]大阪市立青少年文化創造ステーション KOKOPLAZA
[対 象]大学ボランティアセンター等で活動している、学生スタッフ
(学年、経験年数は問いません)
[参加者]24名(スタッフ、オブザーバー除く)
開催報告
9月4日(火)<1日目>
□自己紹介・大学ボラセン紹介
今年は、大型台風の接近のため、開催について直前まで検討を重ね、中止と判断いたしましたが、すでに遠方から参加のために移動されている参加者も多く、近畿以外の関東、中国、九州から参加した8大学24人を対象にセミナーを実施しました。
まずは、最初のプログラムは自己紹介&アイスブレイク。
20個の質問をみんなにたずねるインタビューゲームでお互いを知り合いました。
昼食休憩をはさんで「大学・ボラセン紹介」へ。
大学の基本情報(所在地・学生数等)やボラセンのプログラム紹介などを行いました。
同じ「大学ボラセン」といっても、所在地や学生の規模、学部構成などの違いによりプログラムや学生の雰囲気も異なる、ということに気づきました。
□全体会1「ボランティアについてとことん考えてみよう」
「この人はボランティアとよべるかよべないか?」のワークを通じて「ボランティア」の定義、
考え方をみんなで整理していきました。
単位取得?交通費をもらうのは? 自身のボランティア経験などをもとに白熱した意見交換が行われました。
その後、改めてボランティアについて学ぶレクチャーを行いました。
□テーマ別セミナー(1)「コーディネーション力を磨く」
このテーマ別セミナーでは、①コーディネーションと②広報の2チームにわかれ行います。
①コーディネーションでは、コーディネーター役、相談役、観察役の3人1組となってボランティアセンターでの相談対応を想定したロールプレイ。
お互いにフィードバックしあい、改善点を見つけたり、他のメンバーの良いところを学んだりしています。
□テーマ別セミナー(2)「広報」
②広報では、最初に、「広報で悩んでいることや課題(現状)」「こうなったらいいのに(理想)」を書き出し、円になって共有しました。
その後、各ボラセンで現在取り組んでいる広報について発表し、様々な取り組みについて知り合うことができました。
レクチャーで「広報の基礎」や考え方を学んだ後は、ボラセンを知ってもらうためのキャッチコピー作りを行いました。対象を絞ること、言葉を選ぶことに苦労したようです。
テーマ別セミナーを終えた参加者たちは、お楽しみの夕食へ!
□交流会
夕食後は、交流会。参加者それぞれに持ち寄った「ご当地土産」の紹介を行い、お菓子を配りに回ったり、ボラセンの話ではない話で盛り上がったり、それぞれ交流を深めました。
9月5日(水)<2日目>
朝のアクティビティの前に、岡山理科大学科学ボランティアセンターの学生スタッフによる科学実験の紹介。普段の活動で行なっている子ども向け工作の紹介や実験の披露をしてくれました。毎年恒例の取り組みになりました。
□朝のアクティビティ
2日目最初のプログラムは、昨日のふりかえりから。
1日目をふりかえり「一番印象に残ったこと・発見」と「今日の目標」を、3人1組でシェア。
同じような感想を持った人もいれば、全く違った観点で物事をとらえている人など、いろんな感じ方があることを実感したようです。
□全体会2「学生がボランティア活動をする意味、意義、価値を考えよう!」
「学生にとって」「地域、社会にとって」学生がボランティア活動に参加することはどんな意味があるのか?個人で考え、グループでシェア、意見の整理を行いました。
この問いは大学ボラセンにとって、学生スタッフにとって大事な問いです。
□センター別ふりかえり「セミナーでの学びをどう活かす?」
最後の時間は参加大学ごとに振り返りです。
①2日間のセミナーで"特に"学んだこと
②センターに帰ったら私たちは○○する!
の2点を大学ごとに話し合い、発表しました。
セミナー2日間での学びや気づきをふりかえり、考えました。
最後は恒例の集合写真!
セミナー2日間お疲れ様でした!
台風接近の中で、中止と案内したセミナーですが、関西に向けて出発した皆様を対象に規模を縮小して実施しました。セミナー会場は台風の影響もなく無事に2日間を終えることができました。
学生スタッフのみなさんを送り出してくださった、各大学の教職員のみなさま、本当にありがとうございました。
来年は関西組も含め、盛大に開催したいと思います!